THENかつて:フルオーダー
足を測り、一足ずつ手で仕上げる
一人ひとりの足の形を測り、パーツを貼り合わせて削り、その人だけのインソールをつくっていました。
フルオーダーをつくっていた頃の制作風景(Ayoi 公式 Instagram より)
足は、体を支え、外から圧力を受け続けるただひとつの場所です。Ayoiは、その足元を整えることで、一人ひとりの毎日がより豊かになることを願って、インソールをつくってきました。
Ayoiは、一人ひとりの足を測り、手で仕上げるフルオーダーのインソールから始まりました。いまは、その一足一足で見てきた足の形の傾向を統計的にまとめ、サイズごとの形に落とし込んだ既製品として、ASHITOをつくっています。
THENかつて:フルオーダー
一人ひとりの足の形を測り、パーツを貼り合わせて削り、その人だけのインソールをつくっていました。
フルオーダーをつくっていた頃の制作風景(Ayoi 公式 Instagram より)
NOWいま:統計から設計した既製品
フルオーダーで向き合ってきた多くの足の形を重ね合わせ、その傾向から、サイズごとのアーチの高さやかかとの形を決めています。
たくさんの足の形を重ね、ひとつの形にまとめるイメージ図
足の治療にかける思いと、インソールの開発経緯について。代表の久保が話した映像です(約1分)。
教師として働いていた父は、生まれつき背骨が大きく曲がる側弯症でした。幼いころ、その父のケアのひとつにインソールがあることを知り、足元と背骨、そして全身の姿勢がつながっていることに驚きました。
その日から、インソールと人の体についての勉強と、手作業でのインソールづくりが始まりました。

病院でリハビリやマッサージを担当していたころ、転倒をきっかけに、あっという間に老いが進んでしまう方を何度も見てきました。施術を受けた方が、数日後にまた同じ施術を受けに来る姿も。
最後まで自分の足で歩けることが、どれほど大切か。生活の環境や姿勢は人それぞれで、体に負担がかかる理由もさまざまです。忙しい毎日のなかで、暮らしの中で続けられるケアが必要だと考えるようになりました。

ドイツの医師のもとで足の病気について学び、オーストラリアで足病学(Podiatry)を学びました。
足は、膝や腰、首を含めた全身とつながっている。足を診ることは、その人の立ち方、歩き方、暮らし方を診ることでもある。その考えが、いまの設計の土台になっています。

かかとが内側に倒れると左右に、距骨が前へずれると前後に。足元の傾きは、膝、骨盤、背骨、頭へと、下から順に全身へ伝わります(上行性運動連鎖)。


※ 足元と全身のつながりを示すために、骨格モデルで描いたイメージです(傾きは分かりやすく強調しています)。製品の効果を示すものではありません。
骨格の図(骨格モデル):BodyParts3D(© ライフサイエンス統合データベースセンター、CC 表示-継承 2.1 日本)の3Dデータをもとに Ayoi が作成
参考文献
※ 研究は、足元と全身のつながりについてのものです。ASHITO の効果を調べたものではありません。

※ イメージ
臨床の現場では、日々社会や経済を支えるビジネスパーソンやエッセンシャルワーカーの方々が、足や腰の負担を抱えながら働き続ける姿を多く見てきました。体の負担が理由で、仕事を離れる人もいます。
社会を支える人に日常から寄り添い、体への負担に向き合うことができれば、その人と家族の毎日を守ることにつながる。そう考えて、Ayoiを立ち上げました。
体のなかで、外から圧力を受け続けるのは足裏だけ。その筋肉や骨にかかる圧のバランスに着目して、支える形を考えます。
特別な日のためではなく、毎日の生活に溶け込むこと。通勤の靴にも、家で過ごす時間にも、無理なく続けられることを大切にしています。
届けて終わりにはしません。使い始めてからの体の変化や歩き方のくせ、気をつけたいことをお伝えしながら、長い人生を共に歩む存在でありたいと考えています。