【バイオメカニクス的分析】女性の胸の形で身体の痛みは予測できるのか|海外のユニークな論文まとめ
今回はちょっと変わった研究をまとめます。女性の胸の形から身体的な痛みの予測は可能なのかという論文です。早速みていきましょう。
胸のボリュームは胴体上部の筋骨格系の痛みの最も強力な予測因子
過去のいくつかの研究により胸のサイズが大きいほど筋肉や骨格に痛みが出やすおことがわかっています。特に首や肩などの胴体の上部に痛みが出やすい傾向にあります。研究者の間では胸のボリュームが大きい女性は、痛みが増すと予測されていました。
胸が広い女性は痛みが増すと予測される
研究参加者から乳房の体積、年齢、乳頭から乳頭までの距離のデータをとり、身体の痛みを結びつけて研究した結果、体積が大きく、年齢が若く、乳頭から乳頭までの距離広いほどに肩や首、背部の痛みが発生しやすいことがわかりました。
乳頭の位置をニュートラルにすることで症状は改善予防が可能か?
2022年おジャーナルで皮膚やクーパー靭帯に過剰な負荷をかけないための「乳頭ニュートラル位置」を予測することは可能なのかを研究した論文があります。しかしながらこの研究は望ましい結果得られず、中断されてしまいました。またこの研究をさらに拡大し進めてくれる猛者を待つしかありません。