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「足を細くしたい」は可能か?治療後に足が細くなった事例を紹介します。

「足は細くなりますか?」というようなお願いをされることは多いです。これに関しては細くできる場合もあればできない場合もあります。

今回は過去に遭遇した症例を紹介しながら、今より「細い足」を作ることは可能なのか解説してきます。それでは始めましょう。

Aさんの場合|膝裏の血管とリンパをリリースすることで細くなったケース

ケース1では30代女性、中肉中背で体脂肪率は標準よりやや高そうなAさんの例です。運動の習慣はなく社会人になってから、ふくらはぎの痛みや張りに悩んでいました。

全身的に脂肪が硬く、ストレスや運動不足、食生活の乱れも感じ取れる様子でした。上半身に比べて下半身の方が脂肪量が多く、本人もそれにコンプレックスを感じていました。

触診を初めてふくらはぎに触れた感触は、少々浮腫があり、ひんやりと冷たい印象でした。膝の裏側に触れた時には厚い脂肪と、筋膜、血管、神経、リンパ節が癒着しあって循環障害を起こしていそうに感じました。これに対してまずは治療を開始しました。膝の裏側には前述したさまざまな組織が広がっています。これらをひとつひとつ独立させるように癒着を取り除いてきます。

1時間ほどかけて両足の膝の裏からふくらはぎにかけてリリースしていき、次いでオイルを使って水分を体の中心に向けて流すようにマッサージを加えました。

ここまでの施術で、すでに見違えるほど足はすっきりと細くなっていました。最初は皮膚が伸ばされて光沢があるほどになっていたのが、皮膚には指でつまめるほどのゆとりがあり、くるぶしの骨の形がくっきりと現れていました。

Aさんにもとても喜んでいただけたのを覚えています。

足が細くなる可能性のあるケースのまとめ
  1. 極端に痩せ型でない
  2. むくみや張りが日常的にある

この二つをどちらかもっている場合は細くなる可能性があると考えられます。Aさんの症例以降も、似た体型で似た悩みをもっている方の足は施術で細くなるケースが多くありました。

もちろん人の体は細かく分析すると皆異なるので、例外的に細くなりにくいケースもあります。

明らかに足を余分に太くしている原因が発見できれば確実に細くなります。目的が細くすることではない場合でも治療過程で細くなってしまうこともあります。

自分の場合はどうなのか、気になる場合はお気軽にご相談くださいね。